はじめまして、NKTARROWSブランドオーナーの森田です。

​​​​​​​私は普段、アパレルとは全く関係ない事業の専務取締役として忙しい日々を過ごしています。

仕事柄、ちょっとしたパーティーやゴルフに参加することも多く、大勢の方々の前でご挨拶する機会も少なくありません。

元々、洋服には自分なりのこだわりがあり、人と被らない装いをしたいと考えていましたし、毎日代わり映えしない同じジャケットを着ることには抵抗がありました。

もちろん、デパートやオーダーサロンには、人と被らないお洒落なジャケットがいくらでもあります。
しかし、そうしたジャケットは、気軽に何枚も買える価格ではありません。

同世代のオヤジの皆さんなら共感していただけると思いますが、
いくら、バリバリ仕事をしてそれなりに稼いでいるとしても、
それを全て自分の洋服代につぎ込むことができる人は、ごく少数派でしょう。

たいては、稼ぎの大半を家族のために使ったり、将来のために残しておきたいと考えているはずです。

私も、雑誌『LEON』に掲載されているようなお洒落なジャケットは着たいものの、高価なジャケットを1枚だけ買って、ワンシーズンずっと着て過ごす気にはなれず、
かといって、安価な若者向けジャケットには、気に入る色柄や形のものがなかなか見つけられませんでした。

そこで、思いついたのが、「それなら自分で作ってしまおう!」という考えです。

つてを辿ってジャケットのデザインや制作を頼める人を探し、
中国の奥地まで出向いて、小ロットでジャケット縫ってくれる縫製工場と契約し、【誰ともかぶらない34バリエーション】を誇るNKTARROWS春夏ジャケットを完成させました。

正直に言って、品質はデパートの商品に敵いませんし、もしかしたら、大手量販店のジャケットの方が良い生地を使っているかもしれません。

それでも、オヤジ世代を恰好良く見せるジャケットの柄や形にはこだわっていますし、実際、「お洒落なジャケットですね」と頻繁に褒められます。

自分が着たいジャケットを作るために、思った以上に時間がかかってしまったため、初夏には販売スタートするはずだった予定が大幅にずれ込んでしまいましたが、おかげ様で、買ってくださった方々には大変好評なジャケットを作ることができました。

もちろん、私も、毎日このジャケットを着ています。(スタッフがInstagramに投稿中)

「それにしてもよく34バリエも作りましたね」と半分呆れている様子のスタッフにも、「このデザインでこの価格なら私だったら全部買う!」と豪語しています。(笑)

高価でお洒落なジャケットだって買おうと思えばいくらでも買える、しかし、気軽な価格のジャケットで上手にお洒落をし、浮いた分は家族サービスや他の用途に回したいと考える心優しきお洒落オヤジたち……。

NKTARROWSのジャケットは、そんなお洒落オヤジたちに、ぜひ着て欲しいジャケットです。